exhibition〈 一語一衣 〉第 14 話




第 14 話 

夢のつづき 

{ 衣 } 

Ⅰ.  茶藍草波老父羽織 

Ⅱ.  茶藍水波紋老父長直着 

Ⅲ.  茶藍草波老父下衣








"二人の老夫婦は、何もない原っぱを前に佇んでいた。風に揺れる草波がこれまでの時を鮮やかに映し出す。"

(『夢のつづき』より)













"老夫は、毎日精力的に働いた。すべては、妻との暮らしを淀みない平安の中で暮らすために。彼にとっての幸せや癒しは、毎朝晩の妻との食事や会話、出かける前、帰った時の口づけと抱擁だった。それ以上、彼にとって何も必要ではなかった。"

(『夢のつづき』より)
















"老夫からすれば、完璧な景色に思えた。妻を喜ばせるために必要なものは長い歳月をかけてすべて揃えたつもりだった。もしこの景色に不足があるとするならば、やはり妻にまだ何らかの望みがあるに違いないと、そう感じた。"

(『夢のつづき』より)

















"彼らは今、夢のつづきを生きている。かつて恵まれなかった子宝にも恵まれ、あの時過ごした完璧な景色に向かって、一歩ずつ一歩ずつ。"

(『夢のつづき』より)















"すべては、愛する妻のためだった。"

(『夢のつづき』より)











i a i

{ 衣 }
Ⅰ. 茶藍草波老父羽織









先藍染めを中心としている遠州染織から。

僕はいつだって顔のみえる交歓が心に沁みこむ。

藍布の手さわりを躰に流して精一杯自身の美意識をささげたいといつも想う。

「先染め」は綛糸の状態で丹念に染色を積み重ね

その一本一本の糸の持つ色や風合いを生かしながら

縞柄や変わり織りなどで織りに変化を持たせ

生地として生まれ変わらせていく技法の一つ。

家族形態で行う一貫手作業による染織の体現。

藍の気配、気品ある質感、そして生みだされる背景には

僕の制作風景に近しいもの感じたからまっすぐに惹かれていった。

そしてお茶で染めた糸を織り交ぜられたものが今回の主役に。

子供時分に、お爺ちゃんお婆ちゃんと一緒にお茶摘みをして山をくだり

家の前にシートを広げてお茶の葉に包まれながらおやつを食べていた記憶が匂ってくるよう。







〈 素材 〉

遠州木綿 / 経糸 : 有機綿 ( 藍 ) , 緯糸 : 有機綿 (茶ノ木)


〈 寸法 〉

身丈128㎝ / 身幅 ( 脇下 ) 48㎝ ( 裾 ) 110㎝ / 袖丈46 ㎝ / 肩幅40㎝ / 袖口囲 28 ㎝



〈 モデル身長 〉

175 cm



〈 受付終了 〉

Ⅰ. 茶藍草波老父羽織

Ⅱ. 茶藍水波紋老父長直着

上記2衣は受付を終了いたしました。










{ 衣 }
Ⅱ. 茶藍水波紋老父長直着







ニードルパンチという特殊手法を用いて、

二重木綿の藍で染めた浅葱色を裏地から叩く。

上から無数の針で叩くことで生地が圧着され質感に変化が生じる。

単に起毛しているにとどまらず、裏に圧着する素材の織り方で

絶妙に浮き上がる印象に差異がある。

叩いた布は基本的には裁断残布をあてがい

鋏を入れたそのままを圧着させることで捨てるものがない。

素朴な朝にてらと光る雨が、僕の心の地層に

その光景が、布に現れたのだと、そんな風に思う。

織りでもなく、染めでもなく、古代でも、伝統でもない。

今という時代に、日本人として産まれた一人の素朴な生活から

創造された衣服という心象を愉しんでいただきたい。

先藍染めを中心としている遠州染織から。

「先染め」は綛糸の状態で丹念に染色を積み重ね

その一本一本の糸の持つ色や風合いを生かしながら

縞柄や変わり織りなどで織りに変化を持たせ

生地として生まれ変わらせていく技法の一つ。

家族形態で行う一貫手作業による染織の体現。

藍の気配、気品ある質感、そして生みだされる背景には

僕の制作風景に近しいもの感じたからまっすぐに惹かれていった。

そしてお茶で染めた糸を織り交ぜられたものが今回の主役に。

子供時分に、お爺ちゃんお婆ちゃんと一緒にお茶摘みをして山をくだり

家の前にシートを広げてお茶の葉に包まれながらおやつを食べていた記憶が匂ってくるよう。







〈 素材 〉

遠州木綿 / 経糸 : 有機綿 ( 藍 ) , 緯糸 : 有機綿 (茶ノ木) / 留具 : 真鍮叩



〈 寸法 〉

身丈120㎝ / 身幅 63㎝ / 紐丈 200 ㎝ / 肩口囲 52 ㎝ / 後開 ( 裾から ) 73㎝



〈 モデル身長 〉

175 cm



〈 受付終了 〉

Ⅰ. 茶藍草波老父羽織

Ⅱ. 茶藍水波紋老父長直着

上記2衣は受付を終了いたしました。






{ 衣 }
Ⅲ. 茶藍草波老父下衣







正面にはボタンではなく紐を通して留める仕様になっている。

紐は京都 / 京丹後 の手織りをされている方のアトリエに破棄されていた糸。

その残糸と夏間に刈りとった苧麻繊維を藍で染めて編み上げたもの。

先藍染めを中心としている遠州染織から。

僕はいつだって顔のみえる交歓が心に沁みこむ。

藍布の手さわりを躰に流して精一杯自身の美意識をささげたいといつも想う。

「先染め」は綛糸の状態で丹念に染色を積み重ね

その一本一本の糸の持つ色や風合いを生かしながら

縞柄や変わり織りなどで織りに変化を持たせ

生地として生まれ変わらせていく技法の一つ。

家族形態で行う一貫手作業による染織の体現。

藍の気配、気品ある質感、そして生みだされる背景には

僕の制作風景に近しいもの感じたからまっすぐに惹かれていった。

そしてお茶で染めた糸を織り交ぜられたものが今回の主役に。

子供時分に、お爺ちゃんお婆ちゃんと一緒にお茶摘みをして山をくだり

家の前にシートを広げてお茶の葉に包まれながらおやつを食べていた記憶が匂ってくるよう。







〈 素材 〉

遠州木綿 / 経糸 : 有機綿 ( 藍 ) , 緯糸 : 有機綿 (茶ノ木) / 紐 : 真綿残糸 , 村自生苧麻



〈 寸法 〉

身丈98㎝ / 腰囲 105㎝ / 股上 35㎝ /裾口囲 35 ㎝


〈 モデル身長 〉

175 cm


〈 お支払い 〉

・衣(茶藍草波老父下衣のみ)と物語 ¥ 43,000 ( 税込 ¥47,300 )

・送料  全国一律無料

・衣「茶藍草波老父下衣」と、物語「夢のつづき」全文を冊子にしてお渡しします







〈 制作 〉

衣 i a i

物語 こじょうゆうや

写真 田中 茜乃介・i a i









〈 ご購入 〉




衣と物語。一語一衣のご縁が繋がりますように。

どうぞ、よろしくお願いいたします。



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とうめい

とうめいは、 信州佐久、満月をあらわす名をもつ里に きまぐれにあらわれる空間です。