exhibition〈 一語一衣 〉第 12 話

第 12 話 

ねぎねずみのしあわせ 

{ 衣 }  信州羊毛裏山働衣







"たくさんの人間が住んでいる街。そこからほんのすこしだけ、遠くへ。春には土の香りがただよって、夏には入道雲がはっきり見えて、秋には道端に栗が落ちていて、冬にはあたりが雪で真っ白くなるような、遠くへ。"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)







"じゅりがまだ幼稚園に通っていた頃、家の裏山でたくさん拾ったどんぐりを使って、じゅりは妹とおままごとを始めた。そのおままごとには、『自動野菜販売機』という、じゅりが発明した便利な機械があった。古い家の壁にあいたまあるい穴にどんぐりをたくさん入れると、頼んだ野菜がなんでも出てくるという仕組みだった。"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)







"「ちょうどよかった。おねぎがないから困ってたのよ。でも、どうしておねぎを持ってるの?」

 「ねずみさんにもらったの」"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)









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{ 衣 }
信州羊毛裏山働衣







尾州織物から生まれた信州羊毛と有機ガラ紡の布。

長野県北部に位置する信州新町の農場。

そこで英国羊毛種、サフォークが育てられている。

現在、国内に羊毛化炭設備がない事から

繊維内に残る藁屑、草、糞は手作業によって取り除かれている。

手間がこもった信州羊毛をご縁が繋がって

冬衣として原毛そのままの鳥の子色のみで仕立てた。




〈 素材 〉

尾州織物 / 経糸 : 有機栽培落綿 ・緯糸 / 信州羊毛



〈 寸法 〉

身丈 (前身頃) 125㎝ (後身頃) 54㎝/ 身幅 36㎝ / 頭囲66㎝ / 紐幅 5.5㎝ 



〈 モデル身長 〉

約154 cm










〈 制作 〉

衣 i a i

物語 こじょうゆうや

写真 山中 美有紀






〈 受付終了 〉


こちらの衣と物語のご購入受付は終了いたしました。

ありがとうございました。





とうめい

とうめいは、 信州佐久、満月をあらわす名をもつ里に きまぐれにあらわれる空間です。