exhibition〈 一語一衣 〉第 11 話

第 11 話 

ねぎねずみのしあわせ 

{ 衣 }  信州羊毛冬畑端裂首巻







"なぜ、このねずみがねぎをつくりつづけているか、だあれも知らない。仲間のねずみも、近所のシカの家族も、独身イノシシも、知らない。ある日突然、野球帽とメガネをつけたねずみが現れて、ねぎをつくり始めたらしい、ということまでならみんなわかっている。"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)






"もしかしたら、自分がつくったねぎを気に入ってくれたのかもしれない。ねぎねずみは、ぼうしを空高く飛ばして、ひげをふるわせながら喜んだ。"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)







"あとは、ねぎ畑から少し離れたところにある人間の家からたくさんのホコリを集めて毛布をつくれば一安心。ねぎねずみにはひとつも心配事がなかった。春までの食糧の心配もない。"

(『ねぎねずみのしあわせ』より)







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{ 衣 }
信州羊毛冬畑端裂首巻







尾州織物から生まれた信州羊毛と有機ガラ紡の布。

長野県北部に位置する信州新町の農場。

そこで英国羊毛種、サフォークが育てられている。

現在、国内に羊毛化炭設備がない事から

繊維内に残る藁屑、草、糞は手作業によって取り除かれている。

手間がこもった信州羊毛をご縁が繋がって

冬衣として原毛そのままの鳥の子色のみで仕立てた。

そして制作工程で出ざるを得ない端裂を活用して

今物語にも精通している表現と成した。




〈 素材 〉

 尾州織物 / 経糸 : 有機栽培落綿 ・緯糸 / 信州羊毛 
 


〈 寸法 〉

長さ 193㎝ / 幅 42㎝



〈 モデル身長 〉

約154 cm








〈 制作 〉

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物語 こじょうゆうや

写真 山中 美有紀








〈 受付終了 〉


こちらの衣と物語のご購入受付は終了いたしました。

ありがとうございました。






とうめい

とうめいは、 信州佐久、満月をあらわす名をもつ里に きまぐれにあらわれる空間です。